汎用性のあるマフィン専用プレミックスを
開発するというテーマ
- 春崎
- あるベーカリー様から「1つのプレミックスで、タイプの異なる2種類のケーキマフィンを作りたい。奥本製粉もコンペに参加しないか?」というお話をいただきました。要するに、「配合がリッチ系とリーン系の2種類のマフィンを1つのミックスで作りたい。期限は2週間」という内容です。現行の2種類のマフィンミックスを持つメリットとデメリットを考え、実現できれば、お客様の効率化に貢献できると考え、挑戦することにしました。
- 藤井
- 春崎さんから相談されたとき、ミックスを1つに統一できれば、お店での製造効率は上がると思いましたが、現行品のマフィンの特徴を出すために別々のミックスを使用しているわけで、ミックス開発の難易度は相当高いと直感しました。ただ、ハードルが高ければ高いほど開発担当者としてやりがいがあります。
営業部と開発部の連携で
お客様に満足していただける提案を
- 春崎
- 私も含め当社の営業部員は、基本的な製パン知識を持っており、ご依頼をいただいた時点で、製造ラインや作業工程など製造条件を聞き取り、実現の可能性をある程度判断することができます。そのうえで、お客様の課題を整理して開発部に伝えます。